呉須(主にコバルト)という下絵の具で描かれた染付の土モノ茶碗
染付とは中国名で「青花」(せいか)と言います。
染付には
磁器土に描かれた磁胎染付(じたいそめつけ)と
土の素体に描かれた陶胎染付(とうたいそめつけ)の2種類があります。
僕の工房のある愛知県瀬戸市では
磁器生産の技術がなかった250年ほど前
磁器への憧れがあり
白系の密度の低い土に下絵が描かれていたのです。
素地が完全な白ではないため
呉須の発色も鈍く
完全な製品のように美しくはありません。
ただ今その時代のものを観ると
磁器とは違う素体の”やはらかさ”があり
なんとも言えないおおらかな あたたかさを感じます。
陶芸を始めたとき誰でも染付は体験します。
僕が染付を描こうと思ったのは
瀬戸染付工芸館という施設で学芸員のお仕事を始めたことがきっかけです。(現在は退職しています)
そこでは昔のものをたくさん観る機会があり
技法や、描かれた文様などにそれぞれ意味があることを
あらためて知ることができました。
由来やテーマを調べていくと様々な興味が湧いてきます。
現代の器に古典から感じとった
現代生活に溶け込む柄を描き
心に寄り添う陶胎染付の作品を制作したいと思っています。
新しくも懐かしい感覚を楽しんでいただけると幸いです。
※土もの素地の長石が焼成時に露わになり、お茶碗表面下部に浮き出ている部分があります。磁器のようなツルッとした手触りではなく、ややざらっとしています。口元は問題ありません。
最大幅 13.6cm
高さ 8.2cm
重さ 305g
※作品によって大きさ・深さ・厚みが異なります。
よくご確認のうえご注文ください。
※紙箱に入れてお届けいたします。
桐箱は別売です。ご希望の際はアイテム一覧先頭からご注文ください。
お箱のご注文をいただいてから箱屋さんに制作依頼をし、その後小野が箱書きして発送させていただきます。2週間程度お時間をいただきます。