高麗納戸(こうらいなんど)とは深い青緑の色
高麗納戸という名は
江戸中期の寛政年間に歌舞伎の大立者
四世・松本幸四郎が「鈴々森」で演じた人気の侠客『幡随院長兵衛』の合い羽に用いた暗い「納戸色」に由来し、色名の高麗とは幸四郎の屋号「高麗屋」を指している
(この色が流行色となったのは五世・松本幸四郎になってから)
四世・幸四郎から受け継いた合羽の色が、五世・幸四郎により評判を呼び、はやりものとして流行色となった。
五世・幸四郎は文化文政から天保にわたって活躍し、鼻が高い容貌から後に「鼻高幸四郎」と呼ばれ、江戸っ子に愛された人気役者。
彼に由来する「高麗屋」の屋号をつけたはやりものには、他にも「高麗屋縞 こうらいやしま」があり、もちろん、これも元は長兵衛の合羽に由来した「縞模様」である。
茶碗=高麗納戸織部のイメージは
歌舞伎役者の屋号の人気色で
日本人の遺伝子に魅力ある色として刷り込まれ
現代においてもなお広く使われる織部色のひとつであると感じる
織部の中のお抹茶色は
明るく美しく映える
織部の茶碗はお茶の始まりとしても良いものである
最大幅 12.6cm
高さ 6.2cm
重さ 200g
※作品によって大きさ・深さ・厚みが異なります。
よくご確認のうえご注文ください。
※桐箱は別売です。
お箱をご希望の際は、別途ご注文ください。
お箱のご注文をいただいてから箱屋さんに制作依頼をし、その後小野が箱書きして発送させていただきます。2週間程度お時間をいただきます。
355